ボーイスカウト川崎第46団

川崎市多摩区を中心とした地域社会で子どもの「生きる力」を育みます

ボーイスカウトって?

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ボーイスカウトは、野外活動や地域での奉仕活動等を通じて、自立心や協調性を身に付けた健全な少年・少女の育成を目的としています。

他の青少年団体と異なるボーイスカウト運動の主な特徴は、

・青少年の判断力・行動力・自発性を育てることを目的とします。
・技能や社会性を身につけ、社会に役立とうとする人間形成を目指しています。
・幼児から青年期の各年代に合わせたプログラムを行う一貫教育です。
・世界各国に3000万人の仲間がいる世界的青少年育成運動です。

ということにあります。

川崎第46団の所属する川崎地区では、米国ボルチモアスカウトを始め、各国のスカウトとの交流を行っています。(中学生年代から米国ボルチモアに遠征したり、4年に1度開催されるボーイスカウトのキャンプ大会、世界ジャンボリーに参加することが可能です。)

・幼児は遊びの中で発見・体験・友達作り
・児童はそれに加えて冒険・連携・社会性
・少年は更に規律・技術・行動力・競争心
・青年は自律・自発性・指導性

ボーイスカウトでこれを育てることをポイントとしてプログラムを展開していますが、全ての年代で奉仕の精神を育てることが基盤となっています。そしてこれらの活動は野外を教室として行うことが原則です。

深い森の夜明、清冽な水の流れ、木々の緑、小鳥のさえずりと、子供達は自然の中でのびのびと心を養い身体を鍛えていきますが、大雨や強風、それに吹雪や猛暑といった過酷な状況も大切な教師であると私たちは考えています。適切な対応力と技術を身につけることは子供の将来に「生きた教訓・技術」として生涯身につくものです。また、成功することと失敗することはどちらも同じように大切なことです。私たちボーイスカウトは教室や机の上ではなく、自然の中で「行動から学ぶ」ことを最も大切なこととして活動しています。

ボーイスカウトの指導者はこの活動に賛同し、ボランティアとして活動しています。
但し、スカウト活動は指導者のみが教育するプログラムではありません。各御家庭内での指導も重要な教育の一貫となっています。

イメージビデオ

ボーイスカウト活動のイメージ映像(約2分)

保護者の方へ・ボーイスカウトのご案内(約3分)

ボーイスカウトの歴史

ロバート・ベーデン・パウエル卿

ロバート・ベーデン・パウエル卿

ボーイスカウトはイギリスの退役軍人のロバート・ベーデン=パウエル卿が、イギリスの行く末を懸念し、将来を託すことの出来る青少年の健全育成を目指して創設した青少年運動です。
1907 年イギリスのブラウンシー島で20 人の子どもたちと行われた小さなキャンプからスタートしました。

実社会で先駆的な立場に立てるように、身体を実際に動かし、形に囚われない戸外活動を通じて心身ともに健全な青少年の育成と教育を目的としています。

ボーイスカウトの5つの部門

ボーイスカウト活動は、年齢に応じたプログラムを実施するため、次の5つの部門が設定されています。

 ビーバースカウト  小学1年生4月  小学2年生3月
 カブスカウト  小学3年生4月  小学5年生3月
 ボーイスカウト  小学6年生4月  中学3年生3月
 ベンチャースカウト  高校1年生4月  高校3年生3月
 ローバースカウト  18歳から  25歳まで

それぞれグループ(隊)を作って年齢にふさわしい活動を行います。
少年から青年への成長は、肉体的にも精神的にもたいへんに異なるので、5つの部門にわけられているのですが、その目的と方法は一貫して変わりません。

ボーイスカウト運動の目的をひとことでいえば、“幸せな社会人になること”であります。人間は社会生活を営むことにより、文化を育て、文明を築いてきました。より大きな幸せは、精神的にも、物質的にも、進展することによって得られます。それは、よりよい社会を作ることによって達成されます。そのためには、一人ひとりがほんとうによい社会人でなければなりません。

おもな活動内容

具体的には次のような活動をしています。

  • 自然に対する理解を深め、自然の力を体験する。
  • 団体生活での役割分担や規律の大切さを知る。
  • 「ナイフ」や「火」の正しい扱い方を体験する。
  • 本格的なテントのたて方や、キャンプでの食事の支度、料理、後片付けなど「自分のことは自分でやる」ことを身につける。
  • ボランティア活動を通じて社会との関わりを学ぶ。
  • 普段も子どもの年齢に応じたプログラムでの活動が行なわれています。
  • ボーイスカウトでは子どもたちをことあるごとに表彰しています。
    表彰することで、子どもたちの参加の意欲を高めています。

Q&A

さらに気になることは、Q&Aをご覧ください。

Q: ボーイスカウトって何ですか?

A: 健全な青少年育成をめざした世界的な社会教育運動です。

自立心ある健全な青少年を育てる、世界的な社会教育運動のひとつです。少年たちの好奇心や探求心にこたえる活動を通して、心身ともにバランスの取れた人格の形成を目指しています。

Q: 教育はどのような仕組みになっていますか?

A: 子どもたちの個性と成長を、充分考えたカリキュラムです。

異年齢の子どもが集まる小さいグループでの活動を通じて協調性と責任感を養います。また、いろいろな課目を成し遂げることによって上級に進んでいく「進級課目」と、社会や自分に役立ついろいろな技能を自分で選んで修得することによって、個性に応じた自己啓発をはかる「選択課目」があり、子どもたち一人ひとりの成長を促します。

Q: どんな人が指導者になっていますか?

A: 専門の訓練を受けた、ボランティアが指導しています。

ボーイスカウトの各種の指導者訓練機関で研修を受け、指導者としてのさまざまな技能、知識を方々が子どもたちの指導にあたっています。職業をもちながら、仕事の都合をつけて指導のために時間をさいています。子どもが大好きな情熱家がボランティアとして活動しています。

Q: どんな活動をするのですか?

A: 野外活動を中心に、いろいろなことを学びます。

野外活動を通して、自然を学び、友情や協調の精神を育てることが中心です。土曜日の午後や休日に集まって、工作やゲーム、歌、演劇などの活動、手旗やロープなどの練習、キャンプ生活の基本を勉強します。春休みや夏休みには長期キャンプがあります。

Q: 保護者はどの程度手伝うのですか?

A: 隊によって、その日の活動によって様々です。

たとえば、遠くへ出かけるときの引率や子どもたちの作業の補助など、必要に応じてお手伝いをお願いしています。同じ年齢の子どもをもつ保護者同士の輪が広がる良い機会となっています。自分の子どもが入隊して何度か手伝っているうちに、興味をもち指導者になった方もいます。

Q: 勉強や部活のさまたげになりませんか?

A: 活動は休日の数時間。余暇を有効に生かせます。

余暇時間を利用して遊びながら学ぶわけですから、勉強のさまたげにはなりません。集中力、自主性、自立心が養われ、学習面にもよい効果があらわれるようです。また、ボーイスカウトと部活は目的が違います。うまく時間を使えば両立は十分にできます。実際にこうしたスカウトは多くいます。また最近の教育界の流れとして、知識偏重の学習面だけでなく、子どもの余暇活動についても学校で積極的に評価されるようになってきています。

Q: 活動にかかる費用はどれくらいですか?

A: できる限り少ない費用で活動をすすめています。

年間登録料の他に、それぞれの隊によって独自に活動のための資材費や交通費などの実費、キャンプのための積立など最低限度の費用負担をいただいています。(金額や支払い方法は隊によって異なります)他の活動や習い事などと比べていただければ、少ない費用のご負担で済むことがおわかり頂けると思います。大まかな費用は、入団のご案内をご覧下さい。